私たちは、人との出会い方、行動への参加の仕方、行動の記録と共有の仕方などにおいて、メーリングリストやチャット、ブログ、SNSなどの発展とともにダイナミックに変化する日常を生きている。
世界でも日本でも80年代後半から、オンラインネットワークを通して、人と人や、人と組織の間のコミュニケーション回路をどう創出し変容させていくのか、ここに強い意識をもって行動する人々が現れ始めた。彼らは、オンライン上での表現の自由と通信の秘密はどのようにして保障されるべきかというテーマも提起した。日本ではJCA-NETが90年代後半から活動を始め、黎明期の貴重な成果を築いてきた。
近年では08年のG8洞爺湖サミットで、G8メディアネットワークが独自のサーバを駆使してオルタナティブな情報発信のプラットフォームを実現した。しかし、日本の社会運動はオンラインとオフラインのアクションをうまく結ぶことに成功しているとはいえない。
90年代から国内外のNGOやJCA-NETで活動し、様々なサイバーアクションに挑戦してきた印鑰智哉さんをゲストに、日本社会でぶつかる大きな壁とそれを突破するために必要な道筋について考える。
◆ ゲストスピーカー:
印鑰智哉(NGO/市民運動のICT活用助っ人@tomo_nada)
◆ 進行:
安田幸弘(レイバーネット日本共同代表)
松浦敏尚(市民メディアセンターMediRスタッフ)
*トーク1時間・ディスカッション1時間30分程度の予定です。
▲日時:11月25日(木)19:00-21:30
▲場所:素人の乱・12号店 JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F(奥の部屋)
北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい・アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥
地図 → http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
▲参加費:500円
▲主催:メディアアクティビスト懇談会
Email:maroundtable@gmail.com
TEL:03-3296-2720(OurPlanet-TV内)当日問合せTEL:090-8647-5030(土屋)