2011-01-27

録画UPしました―第6回

USTREAMで配信した第6回【ネットでの動画配信の発展と課題】をアップしました。下記リンクで御覧ください。
http://martable.blogspot.com/p/videos.html#sixth

2010-12-31

第6回 【ネットでの動画配信の発展と課題】

2001年9月11日以降にアメリカが起こした「対テロ」戦争の経過とともに、抵抗する側からのインターネットを使った動画配信はその展開を加速させた。この回では、それらの成立過程から現在までに起きたネットでの動画配信をめぐるさまざまな出来事を振り返る。また、昨今広がっているUSTREAMなどのネットによる動画配信の展開をみながら、メディアと運動をめぐる現在を話し合う。

[トーク]:山川宗則(Media Champon)
藤井光(映像ディレクター・美術家)
川井拓也(ヒマナイヌ)
小林アツシ(映像ディレクター・ビデオアクト反戦プロジェクトスタッフ)
[進行]:細谷修平(Media Champon)

▲日時:1月26日(水)19時~21時半頃
▲場所:素人の乱・12号店 JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
  杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F(奥の部屋)
  北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい・アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥
  地図 → http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
▲参加費:500円
▲主催:メディアアクティビスト懇談会
  Email:maroundtable@gmail.com
  TEL:03-3296-2720(OurPlanet-TV内)
  当日問合せTEL:090-8647-5030(土屋)

2010-12-18

録画UPしました―第5回

USTREAMで配信した第5回【身体的メディアの実践】をアップしました。下記リンクで御覧ください。
http://martable.blogspot.com/p/videos.html#fifth

2010-12-11

第5回 【身体的メディアの実践】

テレビ、インターネット、飛び交う視聴覚メディアは、様々な演出によって「選ばれた出来事」を僕らに押しつけ、緩やかなしかし確かな統制をもくろみながら、いまなおそのスピードを加速させている。
この回では、そこから脱却するであろう、バナー、ステッカー、zineといった手触りのある複数のメディア、身体性を伴う空間的メディアについて、模索舎における主体的情報の窓口という実践、そしてIRAにおけるインフォショップという実践をみながら、例えばその発生源の1つともいえるDIYパンクシーンなどを通して話し合う。

[トーク]:成田圭祐(Irregular Rhythm Asylum)
五味正彦(模索舎元代表)
[進行]:細谷修平(Media Champon)

▲日時:12月16日(木)19時~21時半頃
▲場所:素人の乱・12号店 JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
  杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F(奥の部屋)
  北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい・アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥
  地図 → http://trio4.nobody.jp/keita/shop/12/map.html
▲参加費:500円
▲主催:メディアアクティビスト懇談会
  Email:maroundtable@gmail.com
  TEL:03-3296-2720(OurPlanet-TV内)
  当日問合せTEL:090-8647-5030(土屋)

2010-11-28

資料と報告―第4回

当日配布資料

★報告
 第4回のゲストは印鑰智哉さん。90年代からPARCやJCA-NET、グリーンピースなどのNGOで活動し、様々なサイバーアクションに挑戦してきた方だ。
 印鑰さんは、インターネットやコンピュータ技術の変化発展に応じて、運動のスタイルの再評価・再定義が必要だと強調した。特にメーリングリストやWebサイト・ブログを持っていても、その位置づけや活用方法が適切でないと運動のタコツボ化状態から抜け出せないと言及。ツイッターやフェイスブックなどSNSによるつながり合いと広報宣伝をブログやサイトと連動させながら、情報の流れる構造を変化させていくことが重要だと述べた。

 たしかに運動内において、インターネットやコンピュータ技術の位置づけは未だに下流工程だと言えよう。つまり、自らの態度を表明し、よびかけ、つながり、記録していく運動サイクルの中で、未だに周縁的な存在に留まっている。しかし、運動とは、人間と情報のネットワーク(ストリーム)をデザイン(再構築)していくことに他ならない。
 よびかける・つながる・参加する(SNS)、記録する・蓄積する・整理する(データベース)、コンテンツデザイン・ユーザビリティ(CMS)、魅せる(ビジュアルデザイン)、干渉・介入から無縁(独立サーバとセキュリティ・通信の秘密)、情報共有と著作権(ライセンス)などを挙げてみれば、最近のwikileaksの例をみるまでもなく、もはやICTの利活用や技術の習得それ自体の政治性が極めてわかりやすい時代になっていると言える。そのことに自覚的な運動展開や運動スタイルの刷新をはかろうとする動きをネットアクティビズムと言うことができるだろう。(MediR 松浦敏尚)