1991年湾岸戦争のとき、アメリカのマスコミは戦争支持一色だった。そんな中、唯一反対の声を上げたのは、ニューヨークのケーブルTV局「ペーパータイガー」だった。かれらは全米の草の根メディア活動家に呼びかけ、反戦デモなどの映像素材を集め、番組をつくり衛星放送で流した。このペーパータイガーTVに大いに刺激されて、「日本にも民衆のメディアをつくろう」という動きがスタートし、1992年には「民衆のメディア連絡会」が発足した。連絡会は、メディア運動の母体となり、その後「ビデオアクト」「レイバーネット日本」「3分ビデオ運動」などを生み出していった。そして2010年には、ネットTVという形で「市民放送局の夢」が現実のものとなる。今回報告するのは、1989年ビデオプレス設立以来、これらの運動の渦中にいた自称「元祖メディアアクティビスト」の松原明さん。
報告では、映像をたっぷり使いながら、メディア運動の足跡をたどり、今後の展望・問題点・課題に迫りたい。
[報告]:松原明(ビデオプレス・レイバーネット日本) 報告:1時間15分、ディスカッション:1時間の予定
◆ 日時 : 2010年9月30日(木)19:00-21:30
◆ 場所 : 素人の乱12号店
杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F
JR中央線高円寺駅下車徒歩7分
北中通り沿い素人の乱シランプリ向かい。アヤマ接骨院脇の階段を昇って奥。
当日問合せTEL:090-8647-5030(土屋)
◆ 参加費 : 500円
◆ 当日、インターネット動画配信・記録あり
◆ 主催 : メディアアクティビスト懇談会
Mail:maroundtable[a]gmail.com TEL:03-3296-2720(OurPlanet-TV内)